| 五条以南の氏神様、民間信仰の社故か参道は庶民的な雰囲気で上賀茂さんと対照的。代名詞の千本鳥居は山村美沙サスペンス劇場で定番ですが、お山めぐりは二時間程かかるので注意。因みに町屋の駒寄や出格子下にお奉りされてる小鳥居はここのです。コンコン。 |
| 平等院から橋一本にも拘らず人の少ないこと少ないこと、お陰で日本最古の神社建築がゆっくり堪能できます。桧皮葺の切妻、片流れの曲線美が美しい。神社と寺社の違いの一つ「空気の厳粛性」を顕著に感じ取れる所でもあります。下社と一緒にお参りして下さい。宇治川近くまで来ると平安色が強くなります。 |
| 四条の西端、八坂さんの対面。観光寺社ではないのですが、全国から信仰を集める「造酒の神様」としてあまりにも著名、霊泉亀井之水はたまにお店のミネラルウォーターとして使っています。そんな職業上切っても切れない由来もさて知らず、私の初詣は物心ついてからずっとここでした。天職天職。 |
| 正式名称賀茂御祖神社。予備校の近所だったので鴨川のデルタと共に、よく昼食をとっていた懐かしい地。食後のスゥィーツはふたば、夏のお使いに花折、ロフトマンで買い物、嗚呼懐かしひ。 鎮座の森は街中と思えない静粛さ、実は店名を「糺」にしようかずっと迷っていました。あと本好きの方、八月の古本市は必見。 |
| 御所の東隣、唯一現存する京都三名水「染井」のある神社、いつも誰かが水汲みに来ています。当店のミネラルウォーターでもあります。頑張って水汲みにいくぞー。 |
| 東の比叡と並ぶ西の霊峰愛宕、その頂にあり元々王城鎮護の社も今では火伏の神様として民間信仰の方が強く「火迺要慎」の御札は京都台所の必須アイテム、割烹などでも良く見かけます。鳥居本から山頂まで約二時間、途中に幽霊トンネル有り。中学校で強制的に登らされていた苦い思い出の地。 |
| 知る人ぞ知る芸能の神様、朱玉垣には吉本からジャニーズまで、聞いたことのある名がずらり。 鹿王院、天竜寺と並んで小さい頃の三大遊び場&三条通への通り道、桜並木が有名も大量の毛虫の記憶しかありません。因みに「くるまざき」と読みます。 |
提案。拝観料を壱万円程徴収するか、筆記試験で篩い落としをしましょう。
「眼が思惟する」時間が欲しい。 |
「眼は見る」。正に隣雲、浴竜。
うちのバックバーは霞棚の本歌取りです。 |
| 上記両離宮共、至極残念な事に建物内部は拝観不可。ここはその雰囲気を体感する事が出来る貴重な門跡。書院群、曼殊院棚、唐紙、意匠を凝らした釘隠し、引き手、欄間…正しく八条宮テイスト炸裂。天台寺院でありながら公家風書院文化、数奇屋風露地文化が満喫出来る有難い遺構。 |
| 総門から俯瞰する下り参堂の眺めが珠玉、比叡山根本中道もこんな感じです。真言寺院でありながら伽藍配置は禅宗寺院を髣髴とさせ、本坊は宸殿造御殿、元禄期庭園有り、境内の空気は清澄厳粛で神道を感じさせる、と多彩な様式が伺える。美人祈願の観音様もおられますので御利益御希望の方はどうぞ。 |
| 家の近所。境内ではマツケンや仕事人などがよくロケしてます。嵯峨御所の面影を残す堂宇は何も残ってないものの、池畔北東からの眺めは正に平安期そのまま、名こそ流れてなほ聞こえけれ。何故かブラックバスが生息。 |
| 遷都以来、王城鎮護の真言寺院で弘法大師所縁の地。清滝の奥、三尾の山間に位置する事もあり、修練場としての厳格な雰囲気が山内を支配しています。ここは厳冬の早朝がお勧め。あと、間違ってもピンヒールなぞで行かない様に。入山までに間違いなく死にます。名物瓦投げ。 |
| 三千院、寂光院の狭間にあり皆さん素通り。大原まで来て嗚呼勿体無い。書院の柱間、落掛け、縁側に切り取られた見事なまでの二画面ハイビジョン。華麗な楓と竹林、荘厳な五葉松のコントラストは絶品。退蔵院、圓光寺なども良いですが、額縁庭園はここが珠玉。少し引き気味、玉座から眺めてみませう。 |
| 基本的に浄土式庭園にはあまり触手が伸びないのですが…ここは別格。僻地が故に景観破壊とも無縁、平安後期の遺構が見事に現存しています。ニューズウィークでも絶賛されていました。庭園拝観無料というやる気の無さも素敵。但し近鉄奈良からバスで約40分、1日がかりです。それと一応、左回りです。 |
| 堂内には只々圧倒されるのみの仏像の数々、煩悩を鷲掴みにされると同時に密教の神秘性、隠匿性なぞが肌で感じ取れます。 平安初期の建立故に奈良仏教の流れを組み、金堂では薬師如来が御本尊。多宝塔もありません。そんな王城鎮護の護国寺も、毎月25日には天神さんと並び日本最古のフリーマーケット会場。 |
| 大覚寺、天竜寺、臨川寺等と共に中世嵯峨寺社町形成の中心的存在。 門前の鄙びた感が嵯峨っぽい。地元民にとって中京の六角さん、左京の黒谷さん、上京の千本さんに該当する所処、通称嵯峨釈迦堂。ビックイベントは三月のお松明。 |
| 亀山殿由来の地割りと疎石作の荒厳な滝口石組、二様式組み合わせの妙。更に遠景には亀山嵐山、構図もお見事です。ただ近代再建の為故か、方丈の位置が中途半端なのが残念。夏休みのラジオ体操とカブトムシ採りの場所でした。 |
| 最寄の駅から徒歩三十分、バス停から徒歩十五分、市内にありながら不便な事この上なし。それでも行かねばならぬ後水尾天皇作壮大借景庭園。「山紫」水明の言葉の意味を初めて此処で知りました。比叡が一番美しく見える場所、やや曇りめの日がよろし。あと何年変わらずある事やら…悲しい。 |
| 禅宗塔頭の典型。南庭の方ばかりに眼が行きがちですが、北庭が白眉。奥行き浅めの須弥山式初期枯山水は真珠庵と並び貴重。庭石組の構成が絶妙で、作庭記に忠実に作られています。また東滴壺は言うまでも無く小宇宙。更に素晴らしいのが方丈内に喫煙所があること。紫煙を燻らせながら楽しめる稀有な庭園。 |
| 大徳寺は良質な庭園の宝庫です。なのに混雑は少なく有難いこと有難いこと ( 本坊方丈と弧逢庵が常時公開だとなお喜ばしい ) 。大仙院は意匠と技巧の集結といった感、東庭から始まる壮大な物語と巧みな舞台装置をお楽しみ下さい。予備知識が無くても楽しめると思います。余談ですが芳春院と共に山内では一寸商売っ気のある塔頭です。 |
| 周辺のオプションが強力 ( 古書街、疎水、古美術商、草喰 ) なこともあり結構良く行きます。東山文化と江戸 ( 近世 ) 造園文化の折衷が程良い感。回遊出来る点もポイント高し。 |
| 地割構成、蓬莱山、鶴亀、三尊、礼拝石等々この庭だけで後期枯山水の講義説明が行える、という有難い庭園。 同類項の三宝院より上品なのは嗚呼流石小堀遠州。しかし東照宮は無粋。 |
中世以降全ての庭園の範。
金→銀→苔の順に観ていくと湖畔に見えてきます、色々なものが。 |
| 明治の作庭タイアップ、同時に東、西洋の造園文化の折衷コラボレーション。僅かばかりの傾斜とさして広くない細長不定形の敷地、そんな悪条件を全く感じさせない巧妙な技法にはただ感服。借景には東山が佇み、まるで山麓の田舎家に居る様です。夏の夕暮れに軽装で縁側にくつろぎ、煙草とお茶で一服したい場所。隣は瓢亭。 |
| 自然風景式.廻遊式を機軸に露地.禅様など様々な作庭要素を織り込んだ、秀逸な近代山荘。造営者の趣向が煩瑣になり過ぎず、自然風景や地形を活かしている点では昭和のプチ修学院の感。昨今のバブル長者さん達もこういうお金の使い方を見習うべきだと思います。 |
| 澄んだ川面よ大堰川〜♪ ( 嵐山小学校校歌二番 ) 嵯峨住民には鴨川よりこちらの方が馴染み。超有名観光地の為に日中の俗っぽさは否めませんが、早朝の人影疎らな時間帯は静かなものです。この時間は野々宮〜亀山公園〜渡月橋〜大悲閣の散歩コースがお気に入り。但し桜花紅葉の季節は芋洗い状態、罧原堤は動きません。 |
歩く、休む、語る、寝る、読む、燻らす、遊ぶ、飲む、食す、走る、歌う、奏でる、想う、釣る、泳ぐ、撮る、 (住んでる人もいます)…
楽しみ方は十人十色、御所と並んで市井のトランキライザー。 |
| 野は嵯峨野、さらなり。只今嵯峨史作成中、近々コラム上げます。いつになるかは不明。 |
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